DNSサーバーを作ってSwitch版Minecraftから個人サーバーに接続してみようとしたお話

Minecraft
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はじめに

どうも、ゆきねこです。

この記事は「DNSサーバーを作成して、Switch版Minecraftの公式鯖一覧から個人鯖に飛べるようにしよう!!」という内容です。

基本的にDebian、UbuntuなどのLinuxを触ったことのある人なら理解できるような内容になっていると思います。

なお、本記事はDebian 10 Busterを使用しています。他ディストリビューションを使用している場合は置き換えながら作業をしてください。

DNSサーバーを作る

まずは必要なパッケージをインストールします。

sudo apt install bind9

bind9のインストールが終わったら/etc/bind内にあるnamed.confを編集します。

sudo nano /etc/bind/named.conf

named.confに以下をコピペします。

view "external" {
        match-clients { any; };
        allow-query { any; };
        recursion yes; 

        zone "lbsg.net" {
                type master;
                file "/etc/bind/zones/mco.lbsg.net";
                allow-update { none; };
        };

};

次にnamed.conf.optionsを編集します。

sudo nano /etc/bind/named.conf.options

以下の内容を貼り付けてください。

        forwarders {
                8.8.8.8;
        };

貼り付けたらディレクトリを作成します。

sudo mkdir /etc/bind/zones

作成したディレクトリ内にzonesファイルを作成します。

sudo nano /etc/bind/zones/mco.lbsg.net

以下の内容をコピペしてください。また、IP部分(xx.xxx.xx.xxx)は接続したい個人鯖のIPに置き換えてください。

lbsg.net. IN     SOA    a.root-servers.net. [email protected]. (
                                2019100601  ; Serial
                                3H          ; refresh after 3 hours
                                1H          ; retry after 1 hour
                                1W          ; expire after 1 week
                                1D)         ; minimum TTL of 1 day

        IN      NS      lbsg.net.

lbsg.net.                      IN A            xx.xxx.xx.xxx
mco                    IN CNAME                @

xx.xxx.xx.xxxの部分の置き換えを忘れずに行ってください。

保存が終わったらbind9を再起動させます。

sudo systemctl restart bind9

ポートを解放する

DNSは53番を使用します。UDP、TCPどちらも解放しておいてください。

最後に

Switchのインターネット設定から優先DNSをいま構築したサーバーのIPで設定したのち、Minecraftの公式鯖(特集サーバー)からLifeboat Networkを選択することで個人鯖に接続することができます。

お疲れ様でした。

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