GeForce RTX 3050Ti LaptopのGPUクロックが210MHzでスタックする問題

雑記
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はじめに

今年購入したゲーミングノート[1]GALLERIA RL5C-R35Tのグラフィックボードの調子が悪く、解決するまでにかなり苦労したので解決策を残しておきます。

(しかしながら、環境によってはこの解決策でも症状が直らない (いわゆるおま環の) 可能性もあるので参考程度で)

発生した症状

① GPUクロックが210MHzでスタックする
  • グラフィックボード(NVIDIA GeForce RTX 3050Ti Laptop)のGPUクロックが210MHzから変動せず、本来のパフォーマンスを出すことが出来ていない。
  • また、表示上のGPU消費電力 (Board Power Draw) が620W前後になっており、この数値から大きく変動しない。

(クロック数, GPU消費電力はNVIDIA GeForce Experience内のパフォーマンスおよびGPU-Zにて測定しており、どちらのソフトウェアからも同様の数値であることを確認しています。)

VALORANT等の軽い部類のFPSでもすぐにGPU使用率が100%に張り付いてしまい、60fpsすら出すことが難しい (30~40fps前後しか出ない) のでお世辞にも快適とは言えない状態でした。

② 外部ディスプレイに映像を出力するとフリーズする
  • HDMIポートを使用して外部のディスプレイに映像を出力していると、ランダム(数分から数時間おき)にフリーズする。
  • 大抵は1分以内に自動的に復旧するが、まれにブルースクリーンが表示されることがある。
  • 復旧した場合はイベントビューアーに「ディスプレイ ドライバー nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました。」および「ソース: nvlddmkm, イベントID: 14」のイベントが記録されている。
  • ブルースクリーンの場合は「停止コード: VIDEO_TDR_FAILURE, 失敗した内容: nvlddmkm.sys」という情報が表示される。

試したこと

自身の環境では、下記の内容を全て試しても解決しませんでした。

  • グラフィックボードのドライバを最新のバージョン(516.94)に更新
  • Display Driver Uninstaller (DDU) を使用してドライバをアンインストールした後に、クリーンインストールオプションを使用して以前のバージョン(516.59/512.95/472.12)にダウングレード
  • Windowsの電源モードを「最適なパフォーマンス」に変更
  • NVIDIAコントロールパネル内の電源管理モードを「パフォーマンス最大化を優先」に変更
  • Windowsのコントロールパネル内の電源オプションから、「PCI Express」の「リンク状態の電源管理」をオフに変更
  • Windowsのコントロールパネル内の電源オプションから、「プロセッサの電源管理」→「最小のプロセッサの状態」を100%に変更
  • DISM/sfcコマンドでのシステムファイルの修復
  • PC自体の完全放電

解決策

パソコンをシャットダウンした後に電源アダプタをコンセントとパソコンから抜き、数分間放置する

原因

ハードウェア側については全く知識が無いため「これが原因」と言い切ることは出来ませんが、恐らく電源アダプタ側に問題があると思われます。

(知り合いの同じ機種のゲーミングノートでも同様の症状が出ており、上記の解決策で直ったという話を聞いているので、電源アダプタが悪さをしている可能性がそこそこあるのかもしれません)

References[+]

References
1 GALLERIA RL5C-R35T

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